1992-02-25 第123回国会 衆議院 予算委員会 第8号
○鈴木参考人 共和関係の宴会あるいは祝賀会等にもしばしば出ておるのではないか、またそういうような関係から、共和から相当資金が流れておるのではないか、世上、これは宏池会の派閥ぐるみのスキャンダルではないか、金集めではないか、こういうようなことが報道もされてまいったことも私承知をいたしております。 これは私も大いに反省をしておるところでございますが、国会議員を引退したからといって、やはり私は政界の長老
○鈴木参考人 共和関係の宴会あるいは祝賀会等にもしばしば出ておるのではないか、またそういうような関係から、共和から相当資金が流れておるのではないか、世上、これは宏池会の派閥ぐるみのスキャンダルではないか、金集めではないか、こういうようなことが報道もされてまいったことも私承知をいたしております。 これは私も大いに反省をしておるところでございますが、国会議員を引退したからといって、やはり私は政界の長老
○鈴木参考人 世上いろいろ言われることがあるわけでありますが、しかし私は、今回の宮澤内閣に限らず、今までの内閣におきまして、組閣に当たって入閣のためにいろいろの工作がなされる、また陰でいろんな猟官運動的な動きがある、こういうようなことが伝わることがございますけれども、私の長い間の政治生活を通じましてさようなことは決してなかった、こういうことをはっきり申し上げてよろしいのではないか、このように存じております
○鈴木参考人 参考人として率直にお話を申し上げたいと存じます。 私は、いわゆる共和問題につきましては、根幹にかかわったとは考えておりません。しかし、共和が計画をしておりました麹町倶楽部のことに関連いたしまして、いろいろ世上私に対して誤解を生むような結果になり、各方面にいろいろ御迷惑、御心配をおかけいたしましたことにつきまして、深く遺憾に存じておるわけでございます。今後このようなことが再び起こらないように
○国務大臣(鈴木善幸君) 委員長からいろいろ御叱正をいただいたわけでありますが、当委員会におきまして五十四年、五十五年の決算を一括審議をしようという大変な御高配また御熱意の存するところをよく私どもも評価をいたしておるわけでありまして、政府としてもこれに十分こたえるようにしなければいけないということにつきまして、各省庁、各大臣等を督励いたしまして、御趣旨に沿うようにいたしたい、こう思います。
○国務大臣(鈴木善幸君) 全く委員長の御指摘のとおりであろうかと思うわけでありまして、政府におきましても、国会と一体になって決算の審査の促進を図りまして、そして大きな情勢の変化のない中において、予算の執行、あるいは予算の効果というものが、決算委員会において御審査をいただけるようにしなければならない。またその予算の実際上の効果、そういうものにつきましても、十分政府としても研究をしてまいりたい、このように
○国務大臣(鈴木善幸君) 決算は予算執行の表示でございまして、きわめて重要なものと心得ております。決算の御審議をいただくに当たりまして、その審議を通じまして予算が適正に執行されておるかどうか、また予算が真に成果をおさめるようになされておるかどうか、そういう点を審議を通じて掘り下げた御審議を願うわけでございますから、この決算の審議の結果につきましては、政府としては今後の予算の編成の上に、また予算執行の
○鈴木内閣総理大臣 御指摘がございますように、今度の制度の改正というのは画期的なことでございます。したがいまして、この制度の改正の趣旨なり、またそれによって選挙がどのように行われるか、そういうようなことを十分有権者である国民の皆さんに周知徹底を図るということがきわめて重要になってくる、こう思います。 政府におきましても、このいま御審議をいただいておる新しい制度が実現をいたしました際におきましては、
○鈴木内閣総理大臣 今度の新しい改正法案が成立をいたしました暁におきましては、各政党がどのようなりっぱな候補者を名簿に登載をして国民の皆さんにこれを推薦をするかということがこの新しい制度の意義を高からしめるゆえんである、今度の改正が成功するかしないかということは、まさにその点にかかっておると申しても過言ではない、私はこのように考えるわけでございます。そういう意味合いから、私はこの候補者選考の基準なりあるいはあり
○鈴木内閣総理大臣 参議院の全国区制の問題につきましては、ただいまも粟山さんからお話がございましたように、長年にわたっていろいろ改善すべき問題点が指摘されてきておるところでございます。これを改善いたしますためには、従来の個人本位の選挙制度から政党本位の選挙制度に変える。ただいま御審議をいただいております拘束名簿式比例代表制、この改革案につきまして、いまのような政党本位の選挙制度によって、指摘されておる
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) 佐藤敬治議員にお答えいたします。 右翼の取り締まりが手ぬるいのではないかとの御意見がありましたが、およそ法秩序を紊乱する違法行為については、従来から警察当局において厳正に取り締まりを実施していると承知いたしております。 御指摘のとおり、集会、言論の自由は、民主主義の根幹をなすものとして最大限に尊重されなければならないことは、改めて申し上げるまでもないところでございます
○国務大臣(鈴木善幸君) 原田議員にお答えいたします。 まず、このたびの災害がこのような大きな被害をもたらした原因につきましては、急激なしかも短時間に記録的な雨量の豪雨があったこと、平地が少なく急峻な山地が多い地形などの要因が重なり合って生じたものと考えております。 なお、自然災害に対しましては、国、地方公共団体はもとより、地域住民においてもそれぞれの責任において必要な措置をとることとなっておりますことは
○国務大臣(鈴木善幸君) 鈴木議員にお答えいたします。 最初に、被災地の復旧作業に最大限の努力をせよとの御要請がありましたが、このたびの豪雨災害に対する応急対策と復旧対策につきましては、政府の非常災害対策本部において万全を期するよう指示いたしております。 なお、豪雨災害の原因につきましては、今回の災害は急激なしかも短時間に集中した記録的な雨量の豪雨に見舞われたことによると考えられますが、これに加
○国務大臣(鈴木善幸君) 古賀議員にお答えいたします。 御質問にお答えする前に、先日の長崎市を中心とする西日本一帯を襲った異常豪雨により被災されました地方公共団体と住民各位に対し、衷心よりお見舞いを申し上げます。特に、今回の豪雨により亡くなられたり、いまなお行方不明になっておられる方が多数に上りましたことは、まことに痛ましい限りであり、心から哀悼の意を表します。 まず、今次災害の受けとめ方などについてお
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) 鍛冶議員にお答えいたします。 まず、激甚災害の指定促進についてでありますが、その前提となる関係省庁の被害額把握を急ぎ、要件に該当する場合、でき得る限り速やかに指定するよう最善の努力を払ってまいります。 次に、被災者の生活再建のための援助措置につきましては、すでに政府の災害対策本部において各般の対策を決定し、関係省庁は鋭意その推進に努めておるところであります。すでに、
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) 中村議員にお答えいたします。 まず、このたびの豪雨災害により多くのとうとい人命が失われ、多数の人々が多大な被害を受けましたことは、まことに痛ましい限りでございます。 その原因については、短時間に記録的な豪雨に見舞われたことと、平地が少なく険しい山地の多い地形などの要因が重なり合って生じたものと考えます。 また御指摘のとおり被災者の生活の安定は何よりの急務であり、関係者
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) 笹山議員にお答えいたします。 まずもって、今回の長崎市を中心とする西日本一帯を襲った豪雨により犠牲となられた方々の御冥福をお祈りするとともに、その御遺族に対し、謹んで哀悼の意を表します。 また、今回の異常豪雨により被災された地方公共団体と住民各位に対し、衷心よりお見舞いを申し上げます。 最初に、被災中小企業に対する現行融資条件の緩和の点でございますが、昭和五十六年度
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) 中井議員にお答えを申し上げます。 最初に、公選法の国会審議のあり方についてお尋ねがありましたが、選挙制度の改正につきましては、その性格上、各党間において十分に論議を尽くした上で改善していくことが望ましいと考えておりますが、現行の全国区制は、先ほどから申し上げておりますように、とりわけ早急に解決を迫られている多くの課題を抱えております。また、各党におかれても、その改善策
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) このたびの長崎県初め北九州地方を襲った集中豪雨により災害を受けられた被災者の方々に対し、衷心よりお見舞いを申し上げます。 政府におきましては、直ちに災害対策本部を設置し、地元長崎県等と緊密な連携をとりながら、民生対策、災害復旧対策に万全を期しておるところでございます。 堀議員にお答えを申し上げます。 最初に、政府は速やかに参議院の定数是正を行うべきであるとの御意見
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) 片岡議員にお答えいたします。 最初に、自由民主党の改正案がそのまま衆議院に回付されてきたことについて御質問がございましたが、選挙制度の問題につきましては、これまでもしばしば申し上げてまいりましたように、各党間で十分論議を尽くした上で改善していくことが望ましいというのが基本的な考え方であることに変わりはございません。 ただ、現行の全国区制につきましては、これまで各方面
○国務大臣(鈴木善幸君) 残念ながら独立国家としての日本国の自衛力を持つという点につきまして田中さんと私は基本的な考え方に違いがございますから平行線をたどるとは思いますけれども、私は日本の平和憲法の精神の上に立ちまして、必要最小限度の自衛力はこれを整備しなければならない、近隣諸国に脅威を与えるような軍事大国にはならない、また非核三原則を堅持していく、こういうことでもうレーガン政権が誕生する前から、昭和五十一年
○国務大臣(鈴木善幸君) 私は国連の演説では、現在世界の平和と安定が厳しい力の均衡の上に保たれておるという、この現実を無視するものではないという客観的な分析をいたしまして、しかしながら、軍拡によっては恒久的な平和、人類の幸せは実現することはできない。この均衡を保持しつつ一つ一つ具体的な軍縮努力を積み上げていって、そして低位にこの軍備というものを均衡させ、最後には私は核の軍備というものを廃絶に持っていかなければいけない
○国務大臣(鈴木善幸君) 御質問に対してお答えする前に、まず委員長ほか委員の皆様に政府を代表してお礼を申し上げたいと思うわけでございます。 私は、参議院でまだ軍縮に関する三条約が成立を見ない時期にベルサイユ・サミット、引き続いて国連特別総会に出席のために出国をいたしたわけでございます。しかるところ、参議院におかれましては、当外務委員会を初めとしまして、私が国連で演説をする時期までに軍縮三条約を成立
○国務大臣(鈴木善幸君) いろんな角度からいろんな体験を通じてそれぞれの過去における著名な政治家、首相等が言っておられることでありますから、いずれも政治の姿、側面というものを表現しておるだろうと、こう私は思うわけでございます。私は、政治に携わる人間としての心構えといたしましては、やはり国民に対して誠意を持って接し、国民の政治に対する期待というものをこれを誠心誠意反映せしむるようにしたいと。そうすることが
○国務大臣(鈴木善幸君) 五六中業の問題についてでありますが、ただいま防衛庁におきましては四月の国防会議の決定に基づきまして作業を進めておるところでございます。まだ作業の進行中でございまして、私にも中間報告もなされておりません。 私は、ただこの五六中業の作成作業に当たりまして二、三の注意をしてあるわけでございます。それは、各年度の防衛予算の要求ができるだけなだらかにいくように、ある年これが突出するというようなことでなしに
○国務大臣(鈴木善幸君) ただいま防衛庁長官から率直に自分の心境、真意につきまして申し述べたとおりでございまして、伊藤防衛庁長官は、防衛庁長官としてわが国の防衛の必要性、重要性というものを訴え、そして国民的なコンセンサスの上にわが国の平和と安全を確保していきたい、こういう趣旨で述べておるわけでございますが、その中で不適当な表現、言辞があったことも、これも否めないところでございます。こういう点を防衛庁長官
○国務大臣(鈴木善幸君) いま外務大臣並びに法務大臣から御報告を申し上げましたように、米政府あるいはアメリカの連邦裁判所あるいは地方裁判所等々の関係機関から、正式に日本政府に対しまして、容疑者の身柄の引き渡しの問題でありますとか、あるいは司法共助の協力要請の問題でありますとか、そういう問題はまだ何ら来ておりません。そういうものがあった段階におきまして、日本の法律、制度、国益その他総合的な立場から判断
○国務大臣(鈴木善幸君) どうも議論が未来永劫というようなことなんですが、鈴木内閣におきましては、自衛隊法の改正までは、この国連の平和維持機能の強化に協力するに当たってそこまでは考えていないということを申し上げておきます。
○国務大臣(鈴木善幸君) いま政府が取り組んでおりますのは、私の国連の演説に基づきまして、国連の平和維持機能に対して日本が憲法その他の制約の中でどのような有効な協力ができるかと、どういうことをなすべきかと、こういう問題を研究いたしておるところでございますが、自衛隊法の改正などは考えておりません。
○国務大臣(鈴木善幸君) 先ほど、ロッキード事件発生後の世論、綱紀粛正、政界浄化等の反省の上に立って全般的な問題として御答弁を申し上げたわけでございますが、個々にはいろいろ問題が御指摘のようにあろうかと思います。たとえば公共工事の執行等をめぐりましていろいろ政官民の癒着とか、そういうようなところから汚職の問題がある。談合、献金、いろいろ問題が出てくるということにつきましては、その反省の上に立って建設大臣
○国務大臣(鈴木善幸君) ロッキード事件は、政界、官界あるいは業界等の関連におきまして大きな反省の材料になっておると、私はこう受けとめておりますが、これを受けまして、昭和五十四年の秋でございましたか、航空機疑惑に関する再発防止についての協議会から、政、官界等の再度このようなことがあってはならない、そういう事件を再発防止をしようということでいろいろ献策がございました。それを受けまして、政府におきましては
○国務大臣(鈴木善幸君) 私が党総裁、そして総理に就任いたしました当時におきましては、政治倫理の確立の問題が世論としても非常に厳しいときでございました。私もこの世論の声に謙虚に耳を傾けまして、やはり議会制民主主義を守っていきますためには何といっても政界の浄化と刷新、政治に対する信頼の回復、こういうことがやはり基本である、このように考えまして、私の第一声に、記者会見におきましてそのことを申し上げたわけでございます
○国務大臣(鈴木善幸君) ただいま運輸大臣からも御答弁がございましたように、航空行政の面で当時、背後でどのようなことがあったかは把握ができませんが、しかしああいう裁判所の判決が出されたと、厳粛に私どもはこれを受けとめるところでございますし、航空行政に携わった当時の事務当局の諸君も最善の努力を払ったということもまた事実でございます。したがって、今日わが国の航空行政、運輸行政がゆがめられた姿になっておるというようなぐあいには
○国務大臣(鈴木善幸君) これはいろんな角度から検討をしなければならないことであろうかと思います。いつも私は申し上げることでございますが、結局は政治家個人個人が選良として国民の負託にこたえる、常に身を正し自粛自戒をしていく、これがやはり私は根本であろうと、こう思っております。 しかし、制度的な面からもいろいろ改善すべき点は改善する必要があると、このように考えるわけでございまして、そのまず出発点として
○国務大臣(鈴木善幸君) 六月八日の判決は、司法当局におきまして裁判所に多くの証人を呼び、またあらゆる資料を活用し、慎重に審議をされ、時間をかけて審議された結果出された判決でございまして、私はこの判決を非常に重く見ておるわけでございます。その判決の内容につきまして、行政府の責任者である私が三権分立の立場からコメントをする立場にはございませんけれども、これを厳粛に受けとめまして今後に対処していきたい、
○国務大臣(鈴木善幸君) 先ほど来御答弁を繰り返し申し上げておりますように、政府の基本的な方針、この点につきましては明確に申し上げたとおりでございます。その方針に基づきまして警察当局が地元県市当局等と十分連絡をとりながら、その趣旨が実現できるように、徹底できるように努力をしておるということはいま申し上げたとおりでございます。それが必ずしも寺田さんがおっしゃるように十二分にいってないという面があることは
○国務大臣(鈴木善幸君) 言論の自由の確保、集会、結社の保障、この憲法の完全なる実施につきましては、基本的に先ほど申し上げた考えで政府としては取り組んでおるということを申し上げたところでありますが、いま国家公安委員長から、その実際の取り締まりに当たっておる立場からいろいろ当局としても最善を尽くしておる。たとえば今度の長崎県における場合におきましても、県内から二千人の警察官を動員をし、県外からさらに一千名
○国務大臣(鈴木善幸君) 憲法におきましては、集会、結社の自由、言論の自由ということが保障されておるわけでございます。いま矢田部さんから御指摘がございました日教組の大会についてのいろいろの現地におけるトラブル等があるようでございますが、私は、その点につきましては国家公安委員長等から報告をいたさせますが、いずれにいたしましても、憲法で保障された集会、結社の自由、言論の自由というものが確保されなければならない
○鈴木内閣総理大臣 共産党の御主張は現行法でやれ、こういうことは十分私はお聞きいたしております。三浦さんも先ほど来それでやればいいじゃないかということのようでございますが、御承知のように、この議院証言法の改定問題は法務委員会等においても相当時間をかけて各党間で論議を進めてきておる問題であり、早くこれを改正して、そして、この国会で、その改正された証言法に基づいて証人喚問がなされるように各党前向きで協力
○鈴木内閣総理大臣 現在、議院証言法はございますが、この問題につきましては、先ほどあなたがいろんな経過がある、こうおっしゃったように、この議院証言法の改正問題についていろいろ各党間で議論されて今日に至ってきておる問題であることは御承知のとおりであります。
○鈴木内閣総理大臣 三浦さん、いろいろ共産党の立場で御意見がありました。自由民主党から昨日、議会制度協議会に提案をされた骨子の案につきましては、これは制度協議会小委員会の方で十分御協議をいただきたいと思うわけでございまして、この委員会でその中身を論議する場ではない、私はこういうように考えておるわけでございます。 いずれにしても、私が予算委員会で申し上げた趣旨をはっきり申し上げておきますと、自由民主党
○鈴木内閣総理大臣 私は、いまの御質問に対して二つに分けて御答弁をしたつもりでございます。 一つは、政治倫理の確立を図ることは、日本の議会制民主政治を守っていく、健全に発展をさせていくゆえんである、これが非常に大事だということを三木さんから強調されたということを第一点申し上げました。あとは、党運営についていろいろ三木さんの見方について私にお話がございました。 私は、党の長老としての三木先生の御意見
○鈴木内閣総理大臣 私が帰ってまいりましてから、最高顧問の方々に、ベルサイユ・サミット、国連の軍縮特別総会、ペルー並びにブラジルの報告、これを締めくくって御報告をしたわけでございます。 その際に、三木さんからは、ちょうど六月八日の判決の出た後でございましたが、政治倫理の問題は議会制民主政治確立の上から最も重要な問題であるという御趣旨の強調がございました。と同時に、自由民主党の党の運営ということにつきまして
○鈴木内閣総理大臣 今後の財政運営についてでございますが、いま政府側からも、当面御提出できる範囲で御説明を申し上げましたように、情勢はきわめて厳しいものがございます。また、御指摘もいただいたように、今後の対応というのは相当の決意を持って当たらなければならないということも御指摘のとおりでございます。 きのうも経企庁長官から申し上げましたように、九月ころになれば一応の経済諸指標等も出てまいるわけでございますから
○鈴木内閣総理大臣 全日空ルートの六月八日の判決は、長期にわたって慎重な審理、検討の上に出された判決でございまして、しかもその末尾に、いま正木さん御指摘のように、国の行政なりあるいは政治なりあるいは国民に与える重大な影響ということも指摘をいたしておるわけでございます。私は、この判決は政府としては厳粛に受けとめておるところでございます。 そこで、一審有罪の判決を受けた現職の佐藤議員が辞職をされるかどうかという
○鈴木内閣総理大臣 この問題は、正木さんの御指摘のように、非常に私どもとしてもショッキングな出来事でございます。ただいま関係大臣から御答弁を申し上げ、また政府委員からもお答えをいたしましたように、事実関係を十分慎重に調査、検討をいたしまして対応しなければならない、このように考えておりますが、いずれにいたしましても、こういう問題は日米の友好協力関係にひびが入らないように十分配慮していかなければならないもの
○鈴木内閣総理大臣 ただいま御指摘の問題につきましては、外務省の方にそういうアメリカの州の裁判所で裁判を受けたという報告が総領事館の方からあったようでございますが、その点につきましては、外務大臣から御報告をいたさせます。いまのところ、それ以上の具体的な公電の連絡はございません。
○鈴木内閣総理大臣 自由民主党が倫理憲章を党大会で決定いたしましたのは一昨年の大会であったわけでありますが、このロッキード事件が出ましたのはその以前のことでございます。しかし、いま大出さんがお聞きになっておるのは、そういう後でできた倫理憲章ではあるけれども、先に起こったその問題も倫理憲章の精神に反しておるのではないか、こういうお尋ねであれば、まさに私は、さっき申し上げたように、そのことは遺憾である、
○鈴木内閣総理大臣 かつて自由民主党の党員でありました橋本、佐藤両君に対しましては、先般、六月八日に第一審の判決がございました。このことを私は厳粛に受けとめておるところでございます。 また、いわゆる灰色高官という問題で国会でも御論議がなされてきておるわけでございますが、この証人としての喚問の問題あるいは倫理委員会の設置の問題、こういう問題は各党間において話し合いが進められており、昨日来当委員会におきましても
○鈴木内閣総理大臣 御指摘がございますように、政治の倫理を確立をする、政界の浄化と刷新を図るということは民主政治、議会政治を守ってまいります原点でもございます。私は就任以来、その点につきましては自分を含めて自由民主党の党員諸君にも、常に自粛自戒をして、いやしくも国民の指弾を受けないように心がけていかなければいけない、このように申しております。党におきましても倫理憲章等も発出をいたしまして、党員はその
○国務大臣(鈴木善幸君) 対馬議員にお答えいたします。 最初に、今回の判決に関連して一連の政治倫理の問題について御意見がございました。 私は、政治倫理を確立し、政界の浄化と刷新を図るということは、わが国の民主政治を発展させていく上で非常に重要な問題であると心得ております。政治倫理の問題は、本来、先ほども申し上げましたとおり、政治家個人個人が姿勢を正し、自粛自戒していくことが基本でありますが、同時
○国務大臣(鈴木善幸君) 山内議員にお答えいたします。 まず、今次歴訪を終えて、私の総括的な所感についてお尋ねがございましたが、私は今回の一連の外交日程を通じ、現在国際社会が政治、経済面など多くの困難に直面した状況のもとにおいて、かかる厳しい状況を打開し、永続的な平和と繁栄の枠組みを構築していくためには、先進民主主義諸国や開発途上国を含め、各国が連帯と協調の精神のもとで一致協力していくことの重要性
○国務大臣(鈴木善幸君) 私は、今般、国会のお許しを得て第八回主要国首脳会議及び第二回国連軍縮特別総会へ出席し、さらにその後、ペルー、ブラジル両国訪問を終えて六月十八日に帰国いたしました。 ここに、その概要を御報告いたします。 まず、私は、六月四日から六日までベルサイユにおいて開催された主要国首脳会議に、櫻内外務大臣、渡辺大蔵大臣及び安倍通商産業大臣とともに出席いたしました。 今次サミットにおいて
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) お答えいたします。 最初に、政治倫理について一連の御意見、御質問がございました。 私は、就任以来、政治倫理の確立は緊要な課題であるとしばしば申し上げてまいりましたし、そのための努力もいたしてまいったのであります。政治倫理の確立は、元来、政治に携わる者一人一人の自覚と良識にまつべきものであると思いますが、制度面からもそれを前進させるため、政治資金規正法や公職選挙法の改正
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) 秋田議員にお答えいたします。 今回のサミットは、まことに厳しい国際経済情勢のもとで開催されたサミットでありましたが、私は、世界経済が現在直面する諸困難を乗り越え、将来の展望を切り開いていくためには、われわれは、各国経済の活力の回復と自由貿易体制の維持強化という二大目標に向けて強い決意をもって協力していくことが肝要であることを強調した次第であり、参加各国首脳とも同様の問題意識
○内閣総理大臣(鈴木善幸君) 私は、今般、国会のお許しを得て第八回主要国首脳会議及び第二回国連軍縮特別総会へ出席し、さらにその後、ペルー、ブラジル両国訪問を終えて六月十八日に帰国いたしました。 ここに、その概要を御報告いたします。 まず、私は、六月四日から六日までベルサイユにおいて開催された主要国首脳会議に、櫻内外務大臣、渡辺大蔵大臣及び安倍通商産業大臣とともに出席いたしました。 今次サミット
○国務大臣(鈴木善幸君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。 政府といたしましては、このような決議が採択されましたことを真剣に受けとめており、この決議を体しまして、第二回国連軍縮特別総会において努力する所存であります。(拍手)